四川料理

四川料理とは?

四川料理は、一般には唐辛子や花椒などの香辛料を効かせる辛い中華料理として知られています。

四川省成都を本場で中国での一般的な呼び方は「川菜 チュアンツァイ」。
四川料理は中国各地に専門店があり、正真正銘、正統派の四川料理という意味の「正宗川味」という看板をよく見かけます。

痺れるような辛さを意味する「麻辣」(マーラー)を味の特徴にしており、中国の他の地方の料理に比べて香辛料を多用する。

これは四川省や重慶市の湿度が高く夏と冬の寒暖の差の大きい気候が関係しているとされており、
逆に、宴会料理では、砂糖を大量に使った極端に甘い料理や箸休めが出されることもあります。

内陸なため、て海産品を食材として使うことは少なく、野菜、鳥獣肉、穀類を主体としているが、近年は冷凍食品も普及していることから、海産食材も取り入れられている。

四川は盆地で、湿気が多く体に悪い。そのため、辛いものを食べて汗をかいて健康を保つそうです。
スパイスを多く使うインド料理やタイ料理と同様、高温多湿の地域ならではの食の工夫です。

なお四川省でも、西部の山岳地域はもともとチベットが領土を有していた時代のカム、そして西北部はアムドであり、それぞれ後に四川省と青海省に分割されたものの、料理はチベット料理が主体の地域となっているます。

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